一刻も早く日常に戻れることを祈りつつ、
避難している人はもちろん、
現状への不安感できつい人に……
こんな状況だからこそ、
役に立つかも知れないコツをお伝えします。
心理的なダメージを溜めないためにも、
しっかりした判断するためにも、
自律神経とハートのケアが大事です。
ネガティブな感情や感覚におぼれないために
割と大事なことなんですが、
ニュースを見る時間と回数を減らしましょう。
ご不安もあるかとは思いますが、大きな動きがないか、
定期的にチェックするぐらいにしないと
気が滅入ってしまうのが自然だと思います。
あとは「日常感」や気分転換を大事にしましょう。
・いつも見ていたドラマ
・好きな音楽を聞く
・映画を見てみる
・あえて手間ヒマかけて美味しいものをつくる
・手間がかかるセルフケアをやってみる
あとは「カラダに起きる危機感を減らす」
ということも、かなり重要です。
その代表が・・・
1.睡眠不足
2.空腹
3.栄養不足
4.水分不足
5.冷え
6.ネガティブ情報への偏り
7.浅い呼吸
といったものです。
それぞれ「そうならない」ように、
いつもより3割ぐらい増しで、
あえて「手間ヒマかけて暮らしを丁寧にする」ことで、
ちょっとだけ自分を忙しくしてみてください。
こういう「ちょっと面倒」なことを
ひとつひとつみていくのも、心を落ち着かせてくれます。
それぞれ軽く解説しますね。
1.睡眠不足
→よく眠れるようにしましょう。
目が冴えて眠れないとよく言いますけど、 目のコリがあると、ギンギンに冴えて眠れないということがよくあります。
そこで・・・
両手をこすりあたためた手を目にピタッと当て、あたためる。
これは「映像で受けるトラウマ的なストレス」を予防したり緩和したりする効果があります。
(ごく簡単にいうと、眼球が潤って粘膜が元氣になると、そうなる)
2.空腹
→人は空腹に「不安」を覚えるようにつくられてます。
よく噛んで、決まった時間に栄養をとりましょう。
その「リズム」も、心(自律神経)を落ち着けます。
3.栄養不足
→これも、「あえてこっちに集中する」ぐらいでちょうどいい。特にタンパク質をちゃんと取ってね。
(肉、魚、チーズ、卵、納豆、豆腐、プロテイン……etc)
セロトニンとか、安心する物質の「原材料」になりますからね。
4.水分不足
→これは本当に、超大事ですね。寒い時期だから自覚しにくいけど、
水が足りないと体にはストレスになっちゃう。
判断力も落ちちゃう。特にこういうときは、温かい飲み物がいいです。
ただし、コーヒーとか紅茶とかのカフェインは交感神経寄り(戦闘モード=不安増大)になっちゃうから、できれるだけカフェインレスがいいですね。
白湯、麦茶、ハーブティー、ルイボスティー、レモネード…とかは、良いです。
5.冷え
→これも超大事です。人は冷えると「心細く」なるから。心が細いだなんて、もう超心配でしょう?
だから、防寒は超気をつけてね。
家でも靴下はいて欲しいし、首もタオルを巻いてね。できるだけ湯船にも入りましょう。
6.ネガティブな情報への偏り
→これもごく簡単に言うと「心を冷やす」上に
「目や頭は逆に熱を持つ」ことになります(=交感神経=不安)
それで睡眠も浅くなる。
YouTubeでもなんでもいいから、
「目に心地よいもの」を見る時間を確保してね。
お花、自然、動物とかね。
7.浅い呼吸
→不安なときは誰だって、呼吸が浅くなります。
それが原因で余計不安になったり、パニックは強く支えられます。
苦しいときでも楽にできる呼吸としては、
【鎮静の呼吸法】
● まず吐ききってから
ゆっくり吸う。
● 吸うのも吐くのも基本は鼻。きついなら口。
● 好きなお花の香りを嗅ぐイメージで
ゆっくり吸う。
● ゆっくり静かに吸いたいだけ吸う。
吐きたいだけゆっくり静かに吐く。
これがおすすめです。
頓服薬的に「今落ち着きたい」ってときにも使えるから、ぜひこの機会にと覚えてみてね。
それが面倒だったり呼吸法が苦手だったりする人は、
アロマなどがおすすめです。
好きな香りは「勝手に呼吸を深くしてくれる」。
というわけですごく微力ですが、
少しでも安心材料になればと願います。
火事の映像は、特に長い時間見ないようにしましょうね。
お祝いムードではないけれど、
今年も、より健康になれる材料を
一緒に見つけていけたらと思っています。
2024年も、よろしくお願いいたします。